歌手の性癖1

私は、チャットでは女性が待機している部屋に入室していくことはほとんどしません。どちらかといえば、入室がなくてもひたすら待つというタイプです。
その理由は簡単で、チャットでは待機している人の部屋では、その人に強制退室させる機能があって、意味もなくキックするような女性が嫌いということからなのです。

チャットでは皆さんが御存知のとおり、女性よりも男性の待機数が多くて男性が待機しても入室してくる女性が少ないことはおわかりだと思います。
それでも私は気ままに待機して待っています。

チャット先もたくさんありますから女性が多く訪れるチャット先で待機していると、意外と入室して来られる女性は多いのです。
私の場合は、目的がリアルではなく相談の形で待機しているのもあってか、独身女性も人妻も入室されます。

前置きが長くなりましたが、この3月に入っての話です。

深夜に待機することが多いのですが、たまたま昼過ぎから待機した日がありました。ちょうど1日の木曜日でした。

一人の女性が入室してきて、簡単な社交辞令で挨拶を交わし、年齢をお聞きしたところ、「あなたの年齢とほぼ同じですよ」・・と、返事がありました。
私の年齢は46歳ですから、同年代であるのだと思う程度でしたが、色々と性癖を聞いている中で、「私は歌手なんです」ということを言われました。

歌手といってもプロの歌手とは思う発想もなく、ディナーショーなどで歌われるような方なのだと勝手な想像をしていました。
「たぶん・・知ってる」とか、「今はそんなに売れてないけど」みたいなことを言われましたが、あまり心にとどめるような感じでもなく、普通に会話をしていました。

時間も進み、私も所用で出かけないといけなくなって、「また機会があれば話しましょう。」という言葉を送り、閉鎖することに。
その時に、彼女も「今から仕事で歌を歌いに行ってきます。」ということで、次回の出逢いはありえないかな・・と思って別れました。

そして、その後の日も私は深夜に待機をしていました。「まっ、また入室してくることはないだろうな」という気持ちだったので、彼女と話したいと強く念ずることもなく、他の女性が入室してきたこともあって、いつものように話していました。

そんな日々で、また日曜日の深夜に待機をしていたところ、彼女が入室してきたのです。

日曜日の深夜に彼女が入室してきたのは、私を探していたということでした。
気になっていて、待機していないか探していたのだと言ってきました。

彼女が私を探していて入室してくれたことを知り、本当に嬉しい気持ちになっていました。
この前の話の続きという感じでしたが、私が待機している時に出しているメッセージというのは、「ストリップ願望のある女性や妻や彼女にストリップをさせてみたい男性の方、話しませんか。」という具合のことを書いて待っています。
ですから、彼女もそのような願望があることがわかっていました。

先日は、あまり彼女の過去を聞くこともできなくて、人に見られたいという気持ちがあることを彼女から告白されていた程度でした。

その日は、時間もありゆっくりと話すことができそうだったので、彼女が歌手だということから、徐々に探りを入れていきました。

「歌手って言っていたけど、私も知っている?」とか・・「何歳なの?」とか・・性癖を知る前に彼女の存在を知りたい気持ちが強くなっていたのです。

チャットをするときって大概はHNなのですが、彼女は本名を使っていました。
頻繁なやり取りをする訳でなく、私が打ち込む量の方がはるかに多く、彼女は何分か経って返事があるくらい打ち込むスピードはかなり遅いのでした。

それでも、時折「恥ずかしい・・」と、それだけの言葉でしたが、可愛らしく感じました。

彼女は20歳になる前にデビューしていて、そのころ、事務所の関係者にセックス以上のことをされていたことを話してくれました。
全裸にさせられていたことはもちろん、男性の前で放尿や排便をするところまで見せるように強要されていたのです。

当時は当たり前だったと彼女が言いましたが、売れるためにはそのようなことを受け入れなければならなかったのかと私は唖然としていました。

彼女も、「呆れているのでしょ」と言ってきましたが、確かにその時点では呆れていたというか、情けないと思う気持ちが強かったのが本音です。

歌手というけど、どんな女性なの?本当に芸能人なの?と思う気持ちと彼女が私と話したかったと言ってくれたことからの好意的な気持ちとが葛藤するような・・いやらしい話をしようという雰囲気ではなかったのかもしれません。

女性が過去にしていた、されていたSM行為を聞くと、想像して興奮をしますが、彼女への想いが薄かったからなのか驚くようなプレイをさせられていたにも関わらず勃起するほどにも至っていませんでした。

時間も進んで彼女に、「名前を教えて・・」と聞いたところ、彼女が名字を書き込んできました。
その瞬間、私は「えっ!?」と思いました。

まさか・・そんな・・。うそ・・。名字を聞いてピンと来る人はきっといないだろうけど、私はすぐに彼女が誰なのかわかりました。


途中ですが、こうやって書くことは彼女も同意しています。名前を開かすことは当然できません。彼女と私の約束ですから。
でも、彼女は自分が誰だか知られてもいい、ストリップの舞台で歌を歌って、辱めを受けたいと言います。

この時点ではその理由をお伝えする段階ではないので、順を追って書き込みます。